現実と幻想のはざま(三改)

日々の中で色々刺激を受けて思ったことや感じたことなどを書いています。あと米津玄師の楽曲MVの解釈と考察など。

この音とまれ!25巻の感想

ごきげんよう。ゆえのです。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

 

この音とまれ!25巻が10/4に出たのでその感想を書いていきます。

今回の表紙は黒幕の子なんだけど、ちょっと何でやねん!とか思ってしまった。でも二話くらい使って心情を描いているから結構重要なキャラクターなのかもしれないけど、みんなを苦しめているからなぁ。

でもここまで丁寧に描いてくれているから、なんつーか心情が伝わるのもあるしなぁ。うーん、複雑って感じでした。

 

そして前巻からの続きが気になってしまって、毎月ではないけど掲載誌も買って読んでいたりして知ってしまっていたので、初読ではあまり刺さるところが少なくて…。

読んでないところの、黒幕の弟くんが部員の中にいてそれがバレてしまった時の弟くんの表情が一番刺さりましたね。

早く言わなきゃいけなかったんだけど、言うことで他の部員の子たちからどんな目で見られるのかが怖かったとか、せっかく仲間になっていったのにそれが壊れてしまうのが怖かったとか、色んな感情が込められているのがすごく伝わってきました。

そしてそれがみんなにも伝わって大丈夫だったっていうのも良かったなと思いました。

 

あと、黒幕の子が主人公に執着する理由がほんの些細な(でもなかなかできる人は少ないと思う)ことだったり、主人公が今よりまだ幼い時(初めてケンカをした日、人を殴った感触がいつまでも消えなくて怖くて怖くて震えが止まらなかった)っていうモノローグとかその後のくだりとかそういう風に思うんだってことを描くのが上手いなぁと思いました。

 

とりあえずこの巻の続きも気になって、掲載誌を買って読んでしまってるので(まあ何とか間に合って良かったー!という感想)もうしばらく連載誌を追っていくのは止まらなそうです。

終わり。