現実と幻想のはざま(三改)

日々の中で色々刺激を受けて思ったことや感じたことなどを書いています。あと米津玄師の楽曲MVの解釈と考察など。

いじめている方が病んでいるという話

1/27、文章追加。

ごきげんよう、ゆえのです。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

今日は更新曜日ではないんですが、珍しくtwitterで書いた呟きが沢山の人に見られました!というようなお知らせが来てたので、それに関してもう少し考えていたことがあったのでそれをブログで補足という形で書こうかなと思いました。

 

「ミステリという勿れ」というドラマの2話で語られていた、イジメに関する呟きです。

なんかtwitterがうまく貼れないので、自分の呟きを抜粋しておきます。

ーーーーーー

ゆえの_yuki637
@yuki6375
·
1月18日
あんまり本題とは関係ない所で流れたからドラマ制作側はそこをクローズアップさせたいんだなぁって思った。
そのおかげか…漫画では特に突っ込まなかったけど「欧米の一部では虐めている方が病んでいると判断するのに、なぜ日本では逆で被害者側に働きかけるんだろう?」って(続

 

問いに一つの答えとして突っ込んでしまった。
日本でできないのは何でか?っていうと、被害者側に働きかける方がある意味ラクでより安全だからだろ、って。誰だって自分にも牙を向いてくるかもしれない人に働きかけたくはないだろう…って思った。
リスクが高いんだと思う。

ーーーーーーここまで

 

この根底にある思いとしては、人間関係の中で1番嫌なやりたくないこととして、私の場合「人の間違いを指摘する」ことじゃないかと思っていて、それを考えるといじめている方に働きかけることは同じことではないのかなと思いました。

いじめている人の方が悪いにきまってると思うし、改善するべきはそっち側だとは思うけど、それを指摘できないのは、間違っていると指摘することが図星であるからではないかなと。

 

いじめている人に「あなたは病んでいるからいじめている」と言っても言われた方だって、自分は正常だと思っている訳だから徹底的に抵抗するだろうなということは容易に想像できるから、

欧米での「いじめている方が病んでいると判断する」って…凄いなぁ、どう伝えているんだろうなとか思ったんですよね。

 

なのでちょっと検索してみたんですけど、あるブログのページで

いじめている人は病んでいる | The rotten apple injures its neighbor

抜き書きーーーーー

日本では『いじめ』を『いじり』と笑いに変えて
虐めをされる側が悩んで悩んで精神的に病むと

例えば子供なら
引きこもりになったり
大人社会の虐めでも
心療内科に行って
カウンセリングを受けたりして

『病んでいる』と判断されるが


欧米では、

『イジメている方を病んでいる』と判断するそうです。

イジメてる側をカウンセリングして
イジメる原因を探す

いじめなきゃいられないほどに病んでいるから

*****
もともとは

『なんでこの人、追い詰めるまでまるで虐めてるみたいに
他人を罵倒するんだろう?』
って疑問からだよ?

ーーーーーーここまで

最後の文章は、そのブログを書いた人の疑問なんだけど、正直言ってその文章に衝撃を受けた、実は。

視点が全然違うなと思って。

*****

そのブログは、ネットでの攻撃に対して対抗するために書かれたものだったんですけど、多分この疑問と同じものが「いじめている方が病んでいる」と判断できる根幹になっているんだろうなということを思ったからです。

 

そして、こんなふうに思うためにはどうすればいいかを考えると、被害者意識を持たないということと、自分と相手の間に境界線を引くということと(RCメソッドで教わったこととも言えるんですけど)、罪悪感を持たないこと、なのではないかと思いました。

…難しいとは思うんですけどね。 

一応終わり。