現実と幻想のはざま(三改)

日々の中で色々刺激を受けて思ったことや感じたことなどを書いています。あと米津玄師の楽曲MVの解釈と考察など。

今ごろですが、映画「すずめの戸締り」の雑感と連想

ごきげんよう、ゆえのです。

読んで頂いてありがとうございます。

今回は、今ごろの今ごろの今ごろですが書こうと思って書けていなかった映画「すずめの戸締り」の感想そこから連想したことなどを、書いていこうと思います。

 

主題歌の2曲の動画を貼っておきます。

youtu.be

 

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雑感。

映画を観に行ったのは11月後半くらいで、大体パンフレットも買うんですけど、その他にも「新城誠本」という総カラーで豪華な冊子をタダでもらってしまって…なんかいいのかしらん?とか思ったりしました。最初のページに「結末に触れていますので、ご鑑賞後にお読みください」とあったんですけど…始まる前にパラパラと少し見ていて、6ページ目の最初に

「観客の何かを変えてしまう力が映画にあるのなら、美しいことや正しいことにその力を使いたい」

という文章があって、それを読んだだけで、今日この映画を観に来た甲斐があったなと感じたりしてました。

私は以前2019年頃に

「鋼の錬金術師」から映画「君の名は。」で変わってしまったこと - 現実と幻想のはざま(三改)

という記事を書いたことがあって、あまり意識はしていなかったんですけどこの監督に対して少し警戒心?みたいなものがあったのかもしれないなと思ったりしました。監督が上の記事を読んだかどうかなんてのは私には分からないですけど、烏滸がましいですが(ぜひそうしてください!)と思いました。

 

で、肝心の映画の内容に対しての感想なんですけど…実を言うと言葉で書けることがあまりなくて、「君の名は。」の観賞直後も、映画を観ている時のハラハラ感というか感情の動きはどこ行ったの?ってビックリするくらいに心の中が平坦?になってて、自分の特性でもあるんですけど、自分の深いところ(たぶん潜在意識)まで落ちていってしまって自分で意識できる顕在意識から言えることがあまりない、という感じになってて、あえて言葉にするなら…この映画って「冒険活劇」だよね、というくらいしか思い浮かびませんでした。

 

そしてここから連想になるんですけど、休みの日に観に行ったので仕事が始まる月曜日になってから…私の人生ってって言うか現実ってつまらないなぁと感じたりしてました。私にも人生を変えるような冒険活劇が起きないかなぁみたいに考えてて、そこからなんていうのか…人生の「価値」と「意味」って混在してるんじゃないかなぁとか考え始めたんですよね。

 

生きる「価値」はあるけど、生きる「意味」はない、のではないかと考えました。普通?に考えると、価値があるなら意味もあるはず、というように考えてしまいそうなんですけど、実際には「価値」はあるけど「意味」はないのではないかと。

 

前(2021/05/30)に、そういうようなことを、RCメソッドに絡めて考えてブログ記事に書いたんですけど、

生きている『価値』を見失うことは普遍なのかも - 現実と幻想のはざま(三改)

抜き書きーーーーーー

RCメソッドで、「存在の肯定(命の価値を認める)」と「個性の肯定(行動の価値を認める)」という二大価値を認めることが重要なことだと私自身は受け取ってきたのですが、正直なところ「存在の肯定(命の価値を認める)」だけじゃ何でダメなんだろうなということを思っていました。

ーーーーーーここまで

の問いの答えとして、「存在の肯定(命の価値を認める)」=生きる価値がある、ということで、生きる意味がない、からこそ自分が生きている意味を見つけるために行動する=「個性の肯定(行動の価値を認める)」ということになるんじゃないのかなということをつらつら考えたりしました。

 

でも無意識のうちに、価値があるなら意味もあるはず、というように考えてしまっていたみたいで、実際には「価値」はあるけど「意味」はないのではないかということを改めて考えると、なんていうかちょっと…えー😣っていう感じで凹むというか、そんな感じになっていました。

 

でもある時Twitterで、生きる意味はないということは神の愛である、というようなツイートを読んで、産まれた最初から決められている“意味”いわゆる“枠”というかそういったものがない状態で産まれてきているということは、何にも捉われない、自由であることと同義なんだよなぁということを思ったりしました。決められたものは何もないというかそう言った意味で。どこに産まれてどういう性別でとかそう言ったものはありますけど、そこのところではなくて、何を選択してどう定義づけるかとかそういった意味です。

私はなんか納得したので…そんな感じです。

だいぶ映画から逸れましたが、終わり。