先に結論を言うと、診断は受けないつもりでいます。
理由は、診断が必要なほど障害がある訳ではないと思うのと、そういうのがあったらあったで、私は弱いからきっといつか免罪符として使ってしまうかもしれないと思っているからです。
とはいえ、前々回書いたチェックリストで微妙なラインに自分がいるみたいなので、色々調べてみました。
下記のページが1番参考になると思ったので、抜き書きしながら自分の傾向を分析してみようと思います。
*****以下、抜き書き
AQの検査では、
・社会的スキル
・注意の切り替え
・細部への注意
・コミュニケーション
・想像力
の5つの項目がありますが、これらはすべて自閉症傾向を知るために重要な項目となります。
AQでは総合得点だけでなく、これらの5つの下位尺度についても測定することができます。それぞれの傾向を参考にしながら、自閉症スペクトラムとしての特徴を推測することができます。
ここで注意しておきますが、AQでは医学的な診断はつきません。あくまで傾向があるかないかなど、その人の特性を知るためを目的とした検査なのです。
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【社会的スキル】社会的スキルの低さ
・社交的な場面が苦手
・自分の置かれている社会的な状況が理解できない
・新しい友人をつくれない
【注意の切り替え】注意の切り替えの難しさ
・二つのことを同時にできない
・今までやっていたことを中断して他のことができない
・没頭しやすい
【細部への注意】細部への異常なこだわり
・他の人が気づかない物音に気づく
・数字や時刻表などの数字へのこだわりが強い
・細かい点を気にし全体的なものの見方ができない
【コミュニケーション】他者とのコミュニケーション能力の低さ
・雑談ができない
・話を始めたり、終えたりするタイミングがわからない
・一方的に話をする
【想像力】想像力の乏しさ
・作話されても気づかない
・小説などを読んでも登場人物や背景が想像し難い
・ごっこ遊びが苦手
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AQの検査を受けてわかることは、自閉症スペクトラム障害の程度です。
点数が高く傾向が強いと出た場合、自閉症スペクトラム障害の可能性も視野に入れて診察をしていきますが、あくまで可能性があるということで確定診断にはなりません。
*****ここまで
このページを見て、特に自分が当てはまると思うのは、以下の2つでした。
【社会的スキル】社会的スキルの低さ
・社交的な場面が苦手
・自分の置かれている社会的な状況が理解できない
・新しい友人をつくれない
【コミュニケーション】他者とのコミュニケーション能力の低さ
・雑談ができない
・話を始めたり、終えたりするタイミングがわからない
・一方的に話をする
・ 社交的な場面が苦手
社交というと、意味を調べると一般に、人と人との交際、世間のつきあいを意味する。と書かれていますが、実際のところ、特別意識を共有するかのような、私たち特別よねみたいな感じでキャッキャウフフするようなイメージしかありません。偏見かもしれないけど大っ嫌いなので、苦手でいいです。
・新しい友人をつくれない
これはあると思うけど、逆を言うと友人関係が継続できないところがあります。何かしらのコミュニティがあってその中でしか関係が築けないというか。
会社の中で仲良くなった人がいても会社を辞めるとその関係を継続できないというか、会社以外での距離感がつかめないので、続かないという感じです。
コミュニティに入れば、接点の多さから作れるけど、自分から接点を持つ機会を作り出す、ということが苦手といった感じです。
・雑談ができない
既に仲良くなっている人とする雑談ならできるけど、接点を作り出すための雑談ということならできない部類に入ります。
・話を始めたり、終えたりするタイミングがわからない
これは前に自分でも書きましたけど、用事がない限り自分から話しかけることはほとんどしないって言うのもあります。
私はアダルトチルドレンでもあると自分では思っているのですが、話しかけられることで自分がその相手と話してもいいんだ、という許可をもらっているような感じになるときもあります。
ちょっと勘違いしてました。このAQテストを受けて点数が高いと診断がつくのかと思っていたのですが、そうじゃないみたいですね。
私の場合みたいなアダルトチルドレン要素も入ってくると、完全に自閉症スペクトラムと言えるのか分からない感じになってきたので、もう少し考えてみようと思います。
シリーズになってしまったけど、とりあえずこのお題はここで終了にします。