現実と幻想のはざま(三改)

日々の中で色々刺激を受けて思ったことや感じたことなどを書いています。あと米津玄師の楽曲MVの解釈と考察など。

映画「君たちはどう生きるか」二回目観てきました

8/8、パンフレット情報追加。

ごきげんよう、ゆえのです。

読んで頂いてありがとうございます。

 

先日レイトショーで、二回目の宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」を観てきました〜。パンフレットが販売されるまで待とうと思っていたんですけど、8月に入ってもその気配もなく…だったので待ちきれずに行ってきちゃいました。このまま販売されずに終わるのかなぁなんて思ったりもしましたが。分かりませんけど。

(パンフレット情報追加。8/11から販売されるようです。)

 

結論から先に書くと、やっぱり…なんか分かりませんでした(苦笑)

いや一回目の感想を書いた後の記事で、色々な方の感想や考察を読んだので、どんな意味がそこにあるのかは把握してたので、その辺りの話は分かったんですが。。

米津玄師、新曲「地球儀」の感想と他の人たちの映画の感想や考察を参考にする - 現実と幻想のはざま(三改)

 

なんていうのか…この映画を「分かる」って、話の意味を追っていくだけでは掴めないものなんだなぁということを感じました。最後の米津さんの「地球儀」は染み入りましたが(なんなら目を瞑って聴いてた方がいいくらい)映画のための楽曲なんだけど映画のため“だけ”の楽曲ではないって感じ…。

 

私もジブリ映画は好きなんだけど…ハウルで止まってて、結局ポニョや風立ちぬは観てないので、自分にはこの映画を分かる素地がないようにも感じました(それが悲しいとか残念とかいう感慨?も特になく)

これは私が感じただけであって他の人には当てはまらないと思いますが。

 

 

あと、こちらのインタビュー記事を読んで一つ合点がいくことがありました。

米津玄師「地球儀」インタビュー|「君たちはどう生きるか」主題歌制作の4年を振り返って - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

 

「地球儀」のこの部分の歌詞が、聴きながらいつも気になっていて

>季節の中ですれ違い 時に人を傷つけながら
>光に触れて影を伸ばして 更に空は遠く

この「影」というのは「=闇」ということであって、「空」は「=理想?」と考えるなら「影」のせいで「更に空は遠く」なってしまうという、どっちかというと暗めな意味合いのことなのかなという風に捉えていて、

 

>光さす夢を見る いつの日も
>扉を今開け放つ 秘密を暴くように
>飽き足らず思い馳せる 地球儀を回すように

「飽き足らず」という言葉も「飽きもせずに」ということかなと考えていたんですけど、意味を調べると

飽き足らずの意味
十分に満足しない、満ち足りない様子。他のものにも手を出すという意味合いの動詞を伴う表現。

ということで、簡易的にいうと創作活動の苦しみを描いているのかなと考えていました。

 

上のリンク先の抜き書きで、

ーーーーーー

ある程度、観る人のことを考えていないというか、彼が最初のほうの打ち合わせで言った「蓋を開けて、後ろ暗いドロドロしたものを出す」っていう、そこにすべての焦点が当たっている映画だと思いました。

ーーーーーーここまで

の部分を読んで、自分が上記のように感じたのは間違ってなかったんだなということを思ったりもしました。

 

ということで、映画の感想だけではないことも書きましたが。

終わり。