現実と幻想のはざま(三改)

日々の中で色々刺激を受けて思ったことや感じたことなどを書いています。あと米津玄師の楽曲MVの解釈と考察など。

矛盾の歌詞と両義性の話

02/17、最強の格言の話と02/17の更新で「POPSONG」の歌詞解釈と考察しますのお知らせを追加。

ごきげんよう、ゆえのです。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

 

前回の続きみたいな感じになるんですけど、下記のインタビューで米津さんが「両義性」という言葉をおっしゃっていました。

natalie.mu

 

>「誰でもいいけど君がいいんだよ」

の部分歌詞については特に何も書かれていなかったんですが、

 

>「誰でもいい」と「君がいい」どっちに重点を置くかということを考えると、「君がいい」に置くと特別な人だということになって「誰でもいい」は成り立たなくなると思うし、「誰でもいい」に重点を置くならそれこそ「君じゃなくてもいい」にしかならないだろうと思います。

>この歌詞はそういう矛盾の歌詞として、この楽曲の中で存在しているのだろうと思いました。

 

と前回の記事で書いてみて、「矛盾」と「両義性」の違いって何だろう?という疑問が湧いてきて、色々検索したりしてました。上記のように書いてみてちょっと“論理破綻”しているのかとも考えたんですけど、「特別な人」というところまではいかなくても「君がいい」と言った時点で「差別化」が起きて「誰でもいい」はやっぱり通用しないよなとも思って、“論理破綻”している訳ではないよなぁとかぐるぐる考えたりもしました。

 

そして見つけたのがこちらのページ、というか言葉。

矛盾とは、論理破綻ではなく両義性の証明である。|りゅうたろ Kindle『哲学を使うとはどういうことか 』発売中|note

 

この言葉で納得がいったというか腑に落ちたというのか、ああそういうことかと思いました。

興味が湧いたので、この方の本も読んでみました。分かりやすく書かれていて面白かったです。

下記にリンクを貼っておきます。

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02/17

そういえば、スピ某所で2017年頃から最強の格言なるものが登場していたなと思い出しました。「面倒くさい、どうでも良い」という言葉なんですけども。

それと米津さんが言っている「全部くだらねえ」が同じことを指しているように思えました。どっちかというと「どうでも良い」の方ですが。

 

意味合いとしては、打ち消しの作用を持つのではないかと私的には感じています。

悪いことも良いこともこの言葉で全部打ち消せるみたいな感じ?といいますか。

残っているものからは、〈深層意識のこだわりを粉砕して、深層意識も私も今日から変わる〉と書いてありました。

そんな感じです。

 

あと、「POPSONG」の歌詞解釈と考察を次回02/20の更新時に書こうと思い立ちました。よろしくお願いします。

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終わり。