2/19、2/11に書いたものが反映されてなかったみたいなので再度追加。
ごきげんよう、ゆえのです。
いつも読んで頂いてありがとうございます。
更新曜日ではありませんが、米津さんの新曲「POP SONG」MVが日曜日に公開されたので、その感想を書いていきます。
あまり肯定的ではないので【閲覧注意】をつけました。2枚1組スクショ画像もないです。
POP SONG、MV
感想。
初見では、あーあーあーえええええ?え“え“え“え“え“ーーーーー・・・・・・・・…( っ゚、。)っパタッってな感じでした。
HSPの繊細感覚みたいなところがガッと抉られて、刺激でじんじんしてプレミア公開で1回見た以降はなんか恐ろしくて見れずにいました。
どうしちゃったの?とかどこ行っちゃうの?とかは特に思わなかったんですけど、なんてゆーか…知らない人になっちゃったなという印象を受けました。
面白いですけどねー。ついてはいかないけど。
映像のインパクトが強すぎて楽曲をちゃんと聴けていないので、配信も買いました。
音楽的なものは何も分からないですが、何度か聴いてこんなありのままに表現してて大丈夫なのかな?と思いました。MVの映像もインパクト出して相殺?しているのかなとか思ったりしました。
好きなところは色々ありますけど、「どうしちゃったのみんな そんな面で見んな」の“みんな”でかけている所とか、韻を踏んでいるところとか、逆張り?と思うところとか。
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2/10
あと「そうさ どうせ何もかも」のそう“さ”どう“せ”のサ行の連続している所も好きです。
間奏の「ワントゥースリー」の入り方も好きです。
そして引っかかっている歌詞は、「誰でもいいけど君がいいんだよ」
例えば“君”が自分のことだと想定したとして、上記のように歌われたら、私の場合(え、何で?“誰でもいい”なら私じゃなくてもよくね?)って思っちゃいましたね。
「誰でもいい」が枕にくると後が消える感じというのか軽くなる、というのか…。理由が欲しくなるというのか。
心の中で思うのはいいけど、口に出されて言われても…それは何でなの?としか聞けなくなる気がしました。
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2/11
もうちょっとしっかり考えてみました。
「誰でもいいけど君がいいんだよ」
心の中で思うのは自由だけど口に出したらアウトだろ、と。「誰でもいい」と「君がいい」どっちに重点を置くかということを考えると、「君がいい」に置くと特別な人だということになって「誰でもいい」は成り立たなくなると思うし、「誰でもいい」に重点を置くならそれこそ「君じゃなくてもいい」にしかならないだろうと思います。
この歌詞はそういう矛盾の歌詞として、この楽曲の中で存在しているのだろうと思いました。
Twitterで、この歌詞を楽曲「カナリヤ」に結び付けている方がちらほら見受けられて、確かにそういうことを米津さんはインタビューで仰っていましたが。
抜き書きーーーーーー
それは、一緒に暮らすっていうのは、お互いに、あなたじゃなくても別に私はいいんだっていうか、一緒にいるのはあなたじゃなくてもいいっていうことを確認し合うことがすごく大事なんだろうなと。
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「別にあなたじゃなくてもいい。でも私はあなたのことを誰よりも愛する」っていうのは矛盾なく成立するというか。
ーーーーーーここまで
その時読んだ時は私も、なんか違和感感じるけど、まぁなるほどなーとか思っていたんですけど、今はその違和感が何なのかが分かりました。
上記で書いたことと同じで、「でも私はあなたのことを誰よりも愛する」ってのは「何で」なのかっていう話になってくると思うんですよね。
「特別な人」だと言えるのなら「別にあなたじゃなくてもいい」は矛盾になってしまって成立しないっていうことだと思うんですよ。
インタビューの中では「特別」という言葉が一回も出てきていなかった。特別だと認識していないから「矛盾なく成立する」と言えたのではないかなということを思いました。
まぁこの楽曲で米津さんがどういう意図を持ってこの歌詞を入れたのかは分かりませんが、この当時のままの意図なら正直ドン引きするけど、この楽曲「POPSONG」の性質上では矛盾の歌詞としての意図で入れていると考える方が適切なのかなーと考えました。
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歌詞カードが当てにならない米津玄師あるあるも健在ですしね。
以上、感想でした。