現実と幻想のはざま(三改)

日々の中で色々刺激を受けて思ったことや感じたことなどを書いています。あと米津玄師の楽曲MVの解釈と考察など。

1、「アニー=セイゴオの文章指南」と米津玄師楽曲「amen」の感想

今回から、スピ某所で教えてもらった文章や本などを、差し障りのない範囲で紹介していこうと思います。

 

1つ目は、松岡正剛の千夜千冊から。MLでは「アニー=セイゴオの文章指南」という題名になっていたのでそのまま引用させて頂いてます。

 

1000ya.isis.ne.jp

 

私が好きな部分を抜き書きしておきます。

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おそらくは、文章を書くことは天空に割れ目を探すことである。ただ、
そのためには天空に関心をもたなければならない。
問題は割れ目をさがすことを自慢しすぎている連中が(君のことだ
が)、たいていは天空の構造を自分で描写できないことだ。これでは割
れ目が生きてはこない。

まず天空、次に割れ目。

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そもそも書くということは、説明できないものを発見することなのだ。

「これはちょっと説明がつかないな」と思ったら、そこから執筆の幕が
切って落とされる。書くことがあるから書くのではない。書けそうもな
いことがあるから、書くわけだ。

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投稿された年月日を見たら、2012年7月になってました(汗)

かなり前ですがその時からずっと大好きで、深く入り込むように読んでいましたね。

今も事あるごとに読み返しています。

少しはこういった書き方ができるようになったかな?

 

他にも、この松岡正剛さんの千夜千冊から引用されたものは数多くて、言い方がちょっと悪いけど御用達?になっているようなサイトだったと思っています。

 

トップページのリンクも貼っておきます。

松岡正剛の千夜千冊

 

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また前後の構造になりますが、米津玄師さんの楽曲「amen」の感想を書いていきます。

 

この曲は、カナリヤの解釈と考察を書いてから気になって聴き始めました。

カナリヤを聴きすぎた反動が来たのか、と考えています(苦笑)

 

最初に聞いた時は、米津玄師版の「王国」だと思いました。「王国」とは谷山浩子さんの楽曲名で、以前記事にも書いたことがあります。米津さんがこの楽曲をご存知かどうかは、私には知る由もないですが。勝手に連想したことです。

 

そして「LOSER」と同じシングルに入っているとのことなので、この二曲は“地続き”なんだなと思いました。「同じシングルに入っている」ということだけでなく。

まぁまだナンバーナインは聴いていないので、真ん中が抜けてて何とも言えないですが。

 

例えていうなら、私は「LOSER」の全体的な色調は「切実な願い」だと思っていて、「amen」の方は聴いていて「鬱屈なる想い」だと感じました。

願い叶わず鬱屈な想いが募る、というような繋がりがあるように思えた、ということです。

 

最近では、YouTubeで他の人がカバーしている動画もありますが、この「amen」という楽曲は間奏の中に隠された呟きも含めてこそ完成するものだと思ったので、ここでは貼り付けしないでおきます。

私もそのカバー動画を見てどういう曲か確認したりしましたが、その後にご本人の楽曲を買いました。その後鬼リピートしてたりします。

 

以上です。