現実と幻想のはざま(三改)

日々の中で色々刺激を受けて思ったことや感じたことなどを書いています。あと米津玄師の楽曲MVの解釈と考察など。

この音とまれ!24巻の感想

4/9、ちょこっと追加。

ゆえのです。

いつも読んで頂いてありがとうございます。

 

この音とまれ!の24巻が出ていたので、今回はその感想を書いていきます。

 

この音とまれ! 24 (ジャンプコミックスDIGITAL)
 

 今巻の見どころは、

箏曲部顧問の先生の色々お見通しな台詞の所とか、

新入生で前巻と今巻でキーになっている男の子(表紙の右側の子)が自分がたぶん1番欲しかったものが目の前に現れているのにそれを実感できてない表情のところとか、

部員じゃないけど色々手助けしてくれている男の子が、少しずつ近づいてくる不穏なことを止めようと動くところとか、そのご両親も素敵な人たちだったりとか、です。

 

箏曲部顧問の先生の色々お見通しな台詞は、前巻の最期の回から引き続いてきてるんですけど、要所要所で差し入れられているのがホント上手いなぁと思いました。

前巻にも載っていた台詞

「いるじゃないですか一人、音にまだ顔のない奴が

だから必要なのは、“由永”の音を変えることじゃなくてーー」

今巻の台詞

「“百谷”があいつらと本気で音楽やりたいって思えるか」

固有名詞を出しちゃいましたけど。イニシャルにするのも野暮なくらい、こののシーンはすっごい好きです〜。

 

新入生で前巻と今巻でキーになっている男の子(表紙の右側の子)のその後のシーンでも、その先輩にあたる子が、

「あの演奏聴いたら『つなぐ』だけじゃなくてその上もあんだなって思って

…俺ももっとみんなの音が映えるような演奏してぇなーと…」

相談しにきてたりとか。良い関係が築けてるなぁと嬉しかったりとか。

 

突如出てきた(といっても主人公の1人の子の過去から関連したことでの)不穏なことも、きっかけはテレビに出たからっていうのも自然な流れで…、上記で書いた男の子の肉親が主犯格だったりするもんで、えー、どういう流れで解決するんだろうこれとか思ったりするんですけど。

 

とにかく次の巻も楽しみです。

終わり。