現実と幻想のはざま(三改)

日々の中で色々刺激を受けて思ったことや感じたことなどを書いています。あと米津玄師の楽曲MVの解釈と考察など。

「同一化」×「haveの価値観」の組み合わせは最悪

1/14、題名変更

 

他人と自分の区別がつかない、ことは自閉症スペクトラムの特徴の1つなだけのはずなのに注目しまくりの私です。

 

「自分と他人の区別がつかない」×「haveの価値観」の組み合わせは最悪だ、と「同一化」のことを書いています。

 

前にも引用させて頂いたスカイさんのブログからまた抜き書きさせて頂きます。

 

ameblo.jp

 

 

 

>境界線が曖昧であると、同一化も身近な人間であればあるほど、どんどんきつくなります。そのため、発達障害がある子と定型の親が家族として長時間いると、子供の要求度が「他人の域を超えて」親に過剰な要求をするようになるので、制限なく許し、また要求され、限界がない状態に困惑するということが起こります。

 

>相手が自分を理解して当然、という思い込みに立って物事を考えやすいので、他人の自由の権利や、好き勝手に物事を言う・考える権利を全く意識していないまま成長することが「同一化」や「自他の境界線がわからない」大人になる原因です。

 

>一般定型の人が予想もつかない思考回路で繰り出す言動を理解しないからと言って、衝動的な怒りにまで発展するのは「なぜ私を理解できないのだ!」「わかるはずだ!」「そう(同じ価値観、同じやり方、同じ考え方で)あるはず(べき)なんだ!」とどこかで思い込んでいるからです。

 

 

この先が、想像できてしまいました。


「同一化」をこじらせるとどうなるか?というと、たぶん、「haveの価値観」と組み合わさって自分をモノ化して、「自分」を持っていない人をこけ下ろすようになるのではないかと思いました。

 

ちなみに「こじらせる」の意味は、物事をもつれさせる。解決をむずかしくさせる。です。

 

 

つまりこういうことです。

例え話をします。AさんとBさんがいます。

Aさんが同一化をこじらせた人で、Bさんにこう言うのと同じです。

 

「私はAというモノを持っている。あなたはBなのに、Aというモノを持っていない。Aを持っている私の方が優秀だ」と。

 

Bさんなんだから、Aというモノを持っていなくて当然なのに。

 

Aさんが自分と他人の区別がついていなくて、Bさんを自分と同じモノだと思っている前提でなければこんな台詞にはなりません。

『あなたはBなのに』と他人との違いを認識しているように見えますが、表面的に区別しているだけです。 本当に言いたいのは、あなたもAのはずなのに、でしょう。そして続く言葉は、Aというモノを持っていない。「だから」私の方が優秀だ。です。

 

 

それと、私が育った中で思い込んできた思想みたいなものがあって、言葉にすると「絶対相手が正しくて絶対私が間違ってる」というのですが、それはつまり、私が「相手と同一ではない」から、というごくごく当たり前のことだった…みたいです。

 

ア・ホ・か〜〜〜!(#`Д´)ノノ┻┻;:'、・゙

 

私が長年苦しんできたのは一体何だったんじゃ〜〜〜!ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

 

 

父とかその弟の叔父とかの、色々謎だった言動や態度の根本的な所がようやく判明した感じ、、、です。

自閉症スペクトラムが遺伝するのなら、私の場合は間違いなく父系でしょう。

 

はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 

 

あー、でもこれでようやく自分を肯定する下地ができたというのか、他人と自分との境界線が引ける感じです。